WiMAXは繋がらない?契約前の注意ポイントとお試しサービス
手軽に持ち運べるWi-Fiとして人気のWiMAXですが、検索しても検索しても出てくるのは「繋がらない」「使い物にならない」といった酷評ばかり。
家の中だけでなく通勤や通学の途中に外でも使えるという魅力から契約を考える人も多いのに、これでは二の足を踏んでしまいます。
WiMAXは本当に使えないモノなのか、実は使えるのか?ちょっと調べてみました。
WiMAXの電波は基本的には不安定
WiMAXは通信速度が速いという長所がありますが、その電波は障害物に弱く屋内や地下などには届きにくいという性質を持っています。
スマホの電波は入るのにWiMAXは入らないという現象が起きるのは使用している周波数の違いによるもので、スマホの使う周波数は帯域が低いために障害物には強く、WiMAXの使う周波数は帯域が高いために障害物に弱いという違いがあるのです。
WiMAXは外なら快適か?
WiMAXが遮蔽物に弱ければ外専用で使えばいいじゃない、なんて携帯電話と同じように考えて安易に契約すると大失敗するのがWiMAXです。
WiMAXの問題点は基地局の数の少なさによるサービスエリアの小ささで、携帯電話の基地局はドコモだけで34万を超える数ですが、WiMAXの場合は最近増えてきたとはいえまだまだ3万ほどしかありません。
WiMAXを契約する時には、まず自分が使いたい場所がサービス提供されているのかを調べる必要があります。
WiMAXのサービス状況を調べる
WiMAXの電波が自分の家や周辺に届いているのかは、サイトから簡単に調べることができます。
公式サイトに行ってサービスエリアマップから自分の住んでいる地域を検索、ピンポイントエリア判定で〇がでたらWiMAXが使えるということになり、△や×の場合は相談して詳しく調査をする必要があります。
また、〇の場合でも立地条件や周囲の環境によっても電波が入りにくい、または入らないという場合があり、簡単に使えるという宣伝文句の割には使い勝手が悪いというちょっと厄介なサービスです。
WiMAXはまずレンタルがオススメ
そこでオススメなのがTryWiMAXという無料のレンタル制度です。
実はWiMAXにはクーリングオフが適用されないので、契約してみたけど電波が入らないという理由で解約すると違約金が発生するという仕組みになっています。そのため電波状況が〇の場合でも一度はレンタルして確認してみることが大切です。
もちろん△や×の場合でも実際には電波が届いていて使用できる可能性もあるので、レンタルで試してみることをオススメします。
WiMAXの契約は持ち歩いてから
レンタル申し込みをして機器が届いたら、まず家の中に電波が届いているのかを確認しましょう。家の中でも入りやすい場所と入りにくい場所があり、窓の側や玄関近くの方が入りやすいという特徴があります。
そして持ち歩く予定がある場合には、その場所へ持って行って実際に確認してみるのも大切です。屋外でも周りに高層ビルがあったりすると電波は入り辛くなります。
地下鉄など地下に持ち込む場合にはあまり期待はできませんが、最近では地下にもアンテナが設置されている場所が増えいるので、地下だから入らないという先入観は捨てて一度試してみましょう。
電波が入る入らないはどうしてもサービスエリアの問題があり、都会か田舎なのかによっても随分変わってきてしまいます。
WiMAXが使えるか使えないかはやはり個人個人で判断するしかないというのが現状でしょう。
契約を考えている人はまず自分の行動範囲の電波状況を調べることが先決です。15日無料のレンタルサービスは店頭だけでなく公式サイトからも申し込むことができるので、検討してみてはいかがでしょうか?